フォトショップの初心者向け解説ブログ

2008年5月30日金曜日

ツールボックスの使い方(1)

フォトショップの使い方 ツールボックスの使い方(1)


■ ツールボックスを使いこなそう。
フォトショップを起動すると(初期状態で)画面左端に表示されているボックスがツールボックスです。アイコンの沢山並んだウインドウがツールボックスです。
基本中の基本だよ!そんなコト、もう知っているよ・・・。
そんな声が聞こえてきそうですね。ま、そんなこと言わずに。今一度、基礎の再確認をしましょう。
ツールボックスの使いこなし方こそが、素人とプロの大きな差の1つなのですから。

■ ツールボックスの基本的な使い方
ツールボックスのなかには25~30近いアイコンが並んでいますよね。
25~30っていうのはバージョンによって数が違うからです。
さて、数が違えば並び方も異なるツールボックスですが使用方法は同じです。

フォトショップを使用しているときには常に何かのツールを使用している状態になっています。
現在使用中になっているツールは、違う色で表示されます。
右の例では、右上のアイコンのバックが白くなっていますね。
これは右上のツール、すなわち今は移動ツールを使用している状態だということです。
使用したいツールを選択するときには、そのツールのアイコンをクリックします。
基本的にはこれだけ、なのですが・・・。
ツールボックスの各アイコンの説明は少し下を参照してもらうとしまして・・・。

実は、ツールボックスには表示されているアイコン以外にも隠れたアイコンがあります。


(本当は敢えて改行して強調するほどのことでもないですが(^^;))
いくつか、アイコンの隅に三角マークが付いているアイコンがありますよね。
このアイコンは2、3秒クリックしておくと、下図のように横方向に似たような機能を持つアイコンを表示します。


共用のPCで作業している初心者が「いつものアイコンが無いよ!」って困っていることがあります。
こんな場合は、おそらく前の作業者が違うツールに変更してしまったのでしょう。
こんな風に、目的のアイコンが見つからない時も頑張って探してみて下さい。
きっとどこかに埋もれています。ただし、バージョンが違うフォトショップを使っている場合には
場所が違っていたり元から無かったりするので、そこは要注意です。
■ 各ツールの名前を確認する方法フォトショップのツールボックスには様々な機能を持つアイコンがあります。そして、各アイコンにはツール名が付いています。以降では、各アイコンをツール名で呼ぶことにします。
アイコン名を知らない、分からない場合にはアイコンの上にポインタを移動させて、そのまましばらくジッとしていて下さい。ポインタが指しているアイコンの名称が表示されます。
一度、全てのアイコンの名称を確認してみましょう。普段使わないツールでも、名前くらいは知っておいても損にはなりませんよね。
名前を知っていることで「あぁ、あんな名前のツールがあったような...」と言った感じで役に立つことだってあるのです。(注)バージョンによって、同じ機能でも名称の変わっているツールが幾つかあります。

2008年5月23日金曜日

アンチエイリアスとは(2)

フォトショップの使い方 アンチエイリアスとは(2)



ここからはちょっと変わったアンチエイリアスを紹介します。
知っていれば、いざって時に役立つ知識です。

■ ニアレストネイバー法 


「画像解像度」を使用して解像度を維持したまま画像を拡大縮小するときのことを考えて下さい。 
画像を大きくしようとするなら「ピクセル寸法」を大きくしますね。 
あるいは、「画像の再サンプル」を有効にして「ドキュメントのサイズ」を大きくします。 

今回注目したいのは一番下の「画像の再サンプル」右のプルダウンメニューです。




初期状態では、「バイキュービック法」となっていますね。 
この「バイキュービック法」を使用すると、アンチエイリアスを有効にしている状態に近い効果を得ることができます。 
要するに、拡大前にギザギザの曲線も拡大時にはピクセル間を補完して比較的滑らかな曲線になるという訳です。 ギザギザのまま拡大しようとするならどうすれば良いのでしょう?例えば・・・、上の例にあるギザギザの丸い円。どうやってエッジの効いたまま(ギザギザのまま)大きくしたのでしょうか? 

前振りがあるので予想できると思いますが、「画像の再サンプル」右のプルダウンメニューを変更します。 
アンチエイリアスOFFに相当するのは「二アレストネイバー法」です。 




ただし、キレイに拡大縮小するには若干コツがあります。 
それは、倍率を12.5%、25%、50%、100%、200%、300%…など
整数倍、整数分にする事です。 
半端な倍率だと形がゆがむので要注意。

■ ブラシと鉛筆の違い  

ブラシツールと鉛筆ツールの違いはアンチエイリアスがかかっているかいないかである、という見方もできます。 
鉛筆ツールはカクカクしてて使いにくい。なんかキレイな線がかけない。 
そんな意見を聞いたこともありますが、モノは使いようです。 
エンチエイリアスの無い鉛筆ツールの最大の利点はアンチエイリアスの無い輪郭にあります。
そして精密画を描こうとする時こそ、その利点が100%発揮されるのです。。 
ブラシツールと鉛筆ツールの最小サイズを拡大比較してみましょう。



 上の図の各点はそれぞれ鉛筆ツール、ブラシツールの最小サイズ(直径1px)で1クリックで描かれる点(黒色)を拡大したものです。 
なんつーか・・・、一目瞭然ですね。 
鉛筆ツールでは確実に1ピクセルずつ点が描かれるのに対し、ブラシツールでは・・・何なんでしょう、これは(笑) 
いや、ホントに1クリックしかしてないんですよ。しかも同じ条件で。 
4回点を打ったら、3種類も点ができてしまいました。形も色も一定じゃないし・・・。 
そもそも、今回は黒100%(真っ黒)で実験したのに・・・、あろうことかグレーになっています。 
黒ちゃうやん。なんでやねん・・・。って言われても仕方のないことなんですが。 
いやはや、ブラシツールは凄くファジーなツールだということが分かりますね。 
ま、このファジーさ加減が曲線に適度な滑らかさを生んでくれるのですけどねぇ。

アンチエイリアスとは

フォトショップの使い方 アンチエイリアスとは


フォトショップを操作していると、たま~に見かけませんか?この「アンチエイリアス」って言葉。参考書などにもアンチエイリアスを有効にする、とか無効にする、とか。アンチエイリアスとはなんぞや?今回は、そんなあなたの疑問にお答えします。

■ アンチエイリアスで何が変わるの? 

さて、アンチエイリアスを有効にすると何がおきるのでしょうか? 
結論から言うと、アンチエイリアスを有効にすれば境界線が滑らかになります。 

下の図を見てもらえば分かりやすいですが、実際にはフォトショップがピクセル間の補完を行うことで中間色を擬似的に作りだしていく訳です。 
滑らかと言えば聞こえはいいですが、若干ボケた感じになる。というコトです。



 しかし、実際には左のようなギザギザのラインでは印刷する時にキレイな曲線にならないので大抵の場合はアンチエイリアスを有効にしておくべきである、と考えて問題ないです。 

では、アンチエイリアスを有効にしない機会ってあるんでしょうか? 
もちろん、あります。あるから、そんなチェックボックスが付いているんですね。 

「自動選択ツール」で正確に選択しようとする時や、ピクセル単位の作業をしようとすると、たまーにアンチエイリアスが邪魔になることがあるんです。 
あるいは、ラインツールで小さな図形を描こうとした時なども、アンチエイリアスは邪魔になります。ラインの両サイドのボケ部分で細部が潰れて表現できなくなることがありますからね。 
ここら辺については次にもう少し詳しく解説します。


◇ ここまでのまとめ ◇
・アンチエイリアスとは滑らかな図形を作成するためにある。
・アンチエイリアスを実行すると境界線は少しぼやける。
・細かい作業をする際には、アンチエイリアスを解除することも必要になる。

2008年5月16日金曜日

解像度事情 (2)

フォトショップで実際の印刷サイズを決定しましょう。 

ま、何にせよ思い通りのサイズに印刷できないことには始まらない。ということで。
まず、フォトショップの上部にあるメニューから「イメージ」→「画像解像度」を選択します。
[下画像参照]





「画像サイズ」というのが下にありますが、こちらは少し用途が違います。 
きちんと選択すれば、次のようなウインドウが開きます。
ここで写真の印刷サイズと品質(解像度)を決定できます。



一番上には「ピクセル寸法」という欄があります。
ここは、その画像を構成している縦横のピクセル(点)の数を示しています。
ここの数が小さくなるというコトは、画素の数が減るということに等しくなります。



真ん中に「ドキュメントのサイズ」という欄があります。(赤く示してある部分です。)
ここにある「幅」「高さ」というのが実際に印刷される大きさになります。
同時に、画像の解像度もここで調節することができます。



一番重要な項目は赤線で示した「画像の再サンプル」です。



「画像の再サンプル」にチェックが入っていると最上部の「ピクセル寸法」が可変の状態になります。すると何が起こるか・・・実際にやってみましょう。



例えば「ドキュメントのサイズ」を小さくすると・・・「ピクセル寸法」まで連動して小さくなりますね。これでは、元からあったデジカメの画質をフルに活用できていないことになってします。
 また、チェックが入ったまま「解像度」を大きくすると・・・「ピクセル寸法」まで連動して大きくなります。確かに、同じ大きさで解像度が大きくなるので、実際の画素数は増えますが、これはフォトショップが引き伸ばしたにすぎません。問題点は「画像の容量」が大きくなってしまう。ということです。スペックの良いマシンを使っているなら大きな問題にはならないかもしれませんが。
必要以上に画像を肥大させる必要はないでしょう。


上記のような問題点を解決する為に「画像の再サンプル」を解除します。 
こうすることで、ピクセル数(画質)を保持した状態で、画像のサイズを縮小できるようになります。


要するに、「画像の再サンプル」を解除した状態で解像度を上げると
サイズ(幅・高さ)は小さくなり、幅(高さ)を大きくすると、解像度が上がる。 
という関係が成立するようになります。


前述したように、デジカメ画像では大抵の場合、72dpiに設定されているので必要以上に「ドキュメントのサイズ」は大きくなっています。「画像の再サンプル」を解除した状態で幅(あるいは高さ)を小さくすれば、ピクセル寸法(画質)を保持したまま、幅(あるいは高さ)を小さくすることができる訳です。


こうして、「ドキュメントのサイズ」を調節することで
実際の印刷サイズと画質までもコントロールすることができるのです。

解像度事情

~実際に印刷されるサイズについて~

デジカメなどで撮った写真を印刷しようとした場合に、フォトショップをはじめて間もない方の中には「思っているサイズでプリントアウトされない!」という風な経験をされる人がいるようです。 
一体、どうして思っているサイズに印刷できないのでしょう?
他のソフトだったら、画面に表示されているように印刷できるのに?? 
問題は、ディスプレイに実際に表示されている大きさと印刷されるサイズには全く関連がないという一言に尽きるでしょう。多くの初心者は、ディスプレイに表示されているウインドウ内の姿形がそのまま印刷されると思うようです。 
少なくとも、フォトショップではこれは全くの勘違いなのです。



ピクセルとかドットって何? 

デジカメで画像を扱っている人なら少しは耳に入ったことがないですか? 
ピクセルとか、ドットとか・・・。 デジカメの画像は、細かい点の集合になっています。
この画像を構成する点の一つひとつをピクセルとか、ドットとか呼んでいます。



デジカメでの撮影時の解像度はどんな設定? 
普通のデジカメであれば大抵、撮影時点での画像の解像度は72dpiだと思います。 
72dpi・・・?? この72dpiって何でしょう。 dpiとは何ぞや? 

dpiとはdot per inch(ドット・パー・インチ)の略で
1インチ(約2.54cm)の中に何個の点が在るかということを示す単位です。 

最近のデジカメなら4メガピクセルとかってのが多くありますよね。 

メガ(M)ってのは10の6乗のことなんで
4,000,000個(400万個!)のピクセルが画像に入っていることになります。  

ちょっと単純化して計算してみましょう。 実際には長方形の写真ですが、
今回は正方形と考えてみます。 すると、一辺が2000ピクセルの正方形となります。
 デジカメ撮影時には、大抵の場合72dpiになっていますので

 2000 ÷ 72 ≒ 27.8(inch) 27.8 × 2.45 = 68.11(cm) 

要するに、400万画素のデジカメで撮影した72dpiの画像とは
一辺が68.11cmの正方形と同じ面積を持つということです。

そりゃ、このまま印刷したらバカでかくなりますよね。 
そう、デジカメに付属してくる写真管理用のソフトとかってのは勝手に印刷サイズを変更し 解像度をいじくっているのです。
だから、印刷サイズを「L版」に設定すれば「L版」の大きさで
「A4」に設定すれば「A4」サイズで出力してくれるわけです。 

じゃ、フォトショップより他のソフトの方が楽じゃん。と言う人がいます。 

全くもって、その通りです。他のソフトを使った方が遥かに楽です。 
では何故、フォトショップを使うのしょうか? 

それは、他のソフトには無い様々な補正機能や、フィルタ機能、描画能力があるからです。 
より良いデジカメ写真印刷にレタッチ(補正)は欠かせません。

2008年5月8日木曜日

フォトショップ基本

フォトショップの使う前に

このブログで紹介するフォトショップはCS3というヴァージョンを使用します。それ以外を所有している方でも今回の項目など基本的な部分での大きな変化はないので流れに沿ってご自分のソフトと平行してご確認ください。

※複雑な操作を使用される方は中級・上級者向けの講座サイト様を参照下さい。

ではフォトショップを使用してみましょう








まずフォトショップを立ち上げると画像1のような画面が表示されます。通常ファイルを作成する際は上部のメニューバーにある

[ファイル]→[新規] から新しい白紙のファイルを作成するか[ファイル]→[開く] から既にあるファイル(または画像)を開いて作成します。






既にあるものを開く場合はそのままなのですが、新規で作成する場合[新規]をクリックすると画像2のように様々な項目が表示されるかと思います。以下必要な部分だけ簡単に説明します。


[ファイル名]
今から作成するファイル名です。
無記入の場合そのまま「名称未設定」という名前がつきます。

[幅・高さ]
今から作成するファイルのサイズです。pixel単位での指定も可能です。
用途に応じて変更してください。また後からサイズの変更も可能です。

[解像度]
正確にはビットマップ画像における画素の密度を示す数値となりますが
簡単に言うと画像の綺麗さ・精密さに関わります。
この数値を高く入力すればするほど精密な画像が作成できますがその分
画像のデータ量が増えるため、余りに大きな画像を処理する場合は
PCのスペックによっては重くなる場合もありますので注意しましょう。
これも後からの変更が可能です。

[カラーモード]
モノクロ2階調:白か黒で画像を表示します。
濃淡も白黒でハッキリ分かれるためドット表示になります。

グレーススケール:
一般的にいう白黒表示です。モノクロ2階調と違い、
濃淡はグレー(黒の濃さ)として表示されます。
RGB:
赤・緑・青の三色で表示される一般的なカラーモードです。
PC画面やデジカメで撮った画像などは、色が鮮やかに表示されるため
こちらが一般的です。
CMYK:
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色で表示されるカラーモードです。
印刷をする場合、画像をCMYKに変換する必要があります。

[カンバスカラー]
背景の色です。紙の色と考えるとわかりやすいかと思います。
こちらについては今後レイヤーの項目で詳しく説明します。

Photoshop

フォトショップの使い方を初心者向けに目的別に分けて簡単に紹介していきます。

フォトショップとは

Photoshop (フォトショップ)とは、アドビシステムズが販売しているビットマップ画像編集ソフトウェアの名称。
画像編集の代表的ソフト。写真のレタッチソフトとして知られているが、画像加工、イラストレーション、テクスチャの作成にも強く、印刷、 Web 、映像、 CG など、あらゆる画像分野で使用されている。 さまざまなフィルタやプラグインを追加することによって、機能を拡張することもできる。
また多彩な描画機能も備えており、多機能ぶりには定評がある。使い勝手に優れることなどから一般ユーザにも愛用者は多いが、個人向けソフトとしては高価なため、「Photoshop LE」や「Photoshop Elements」といった機能を限定した廉価版もリリースされている。


[abobe]フォトショップの公式ページhttp://www.adobe.com/jp/products/photoshop/family/