~実際に印刷されるサイズについて~デジカメなどで撮った写真を印刷しようとした場合に、フォトショップをはじめて間もない方の中には「思っているサイズでプリントアウトされない!」という風な経験をされる人がいるようです。
一体、どうして思っているサイズに印刷できないのでしょう?
他のソフトだったら、画面に表示されているように印刷できるのに??
問題は、ディスプレイに実際に表示されている大きさと印刷されるサイズには全く関連がないという一言に尽きるでしょう。多くの初心者は、ディスプレイに表示されているウインドウ内の姿形がそのまま印刷されると思うようです。
少なくとも、フォトショップではこれは全くの勘違いなのです。
ピクセルとかドットって何? デジカメで画像を扱っている人なら少しは耳に入ったことがないですか?
ピクセルとか、ドットとか・・・。 デジカメの画像は、細かい点の集合になっています。
この画像を構成する点の一つひとつをピクセルとか、ドットとか呼んでいます。
デジカメでの撮影時の解像度はどんな設定? 普通のデジカメであれば大抵、撮影時点での画像の解像度は72dpiだと思います。
72dpi・・・?? この72dpiって何でしょう。 dpiとは何ぞや?
dpiとはdot per inch(ドット・パー・インチ)の略で
1インチ(約2.54cm)の中に何個の点が在るかということを示す単位です。
最近のデジカメなら4メガピクセルとかってのが多くありますよね。
メガ(M)ってのは10の6乗のことなんで
4,000,000個(400万個!)のピクセルが画像に入っていることになります。
ちょっと単純化して計算してみましょう。 実際には長方形の写真ですが、
今回は正方形と考えてみます。 すると、一辺が2000ピクセルの正方形となります。
デジカメ撮影時には、大抵の場合72dpiになっていますので
2000 ÷ 72 ≒ 27.8(inch) 27.8 × 2.45 = 68.11(cm)
要するに、400万画素のデジカメで撮影した72dpiの画像とは
一辺が68.11cmの正方形と同じ面積を持つということです。
そりゃ、このまま印刷したらバカでかくなりますよね。
そう、デジカメに付属してくる写真管理用のソフトとかってのは勝手に印刷サイズを変更し 解像度をいじくっているのです。
だから、印刷サイズを「L版」に設定すれば「L版」の大きさで
「A4」に設定すれば「A4」サイズで出力してくれるわけです。
じゃ、フォトショップより他のソフトの方が楽じゃん。と言う人がいます。
全くもって、その通りです。他のソフトを使った方が遥かに楽です。
では何故、フォトショップを使うのしょうか?
それは、他のソフトには無い様々な補正機能や、フィルタ機能、描画能力があるからです。
より良いデジカメ写真印刷にレタッチ(補正)は欠かせません。